介護職員初任者研修とは?

介護の職を目指す人が受けなければいけない研修のことを、介護職員初任者研修と呼びます。130時間の研修が定められており、介護を行う上での基礎知識を学び、介護の現場で即戦力となる人材になるのが目的です。介護の実技の他、筆記試験も実施されています。

人気の介護資格TOP3

介護
no.1

介護福祉士

介護の現場で働くことを目指す人にとって、不動の人気資格です。介護職員初任者研修を受けていることと、実務経験が3年以上あることが、資格取得の条件となります。この資格を持っていれば資格手当が付くので、確実に給料が上がるのがメリットの一つです。

no.2

介護職員実務者研修

介護職員初任者研修と並び、介護の仕事に就くために重要な資格です。この資格を持っていると、介護福祉士の資格取得の権利が与えられます。キャリアアップには欠かせない資格ですので、介護職員初任者研修と並び取るべき資格の一つと言えます。

no.3

福祉用具専門相談員

資格取得が比較的簡単なことに対し、今後需要を高めていくと言われている注目の資格です。高齢化になるにつれて、福祉用具貸与の需要はどんどん高まっていきます。福祉用具貸与事務所に就職するのに非常に有利になります。

介護職員初任者研修の受講方法

介護職員初任者研修の知識は、通信講座だけでは得ることが出来ません。必ず通学による受講が定められていますので、まずは専門学校へ通う手続きを行います。どうしても時間がない人は、自宅学習のちレポート提出で受講を認めている場合もありますが、130時間のうち自宅学習出来る時間も定められておりますので、必ず通学の準備は行いましょう。

通信講座と通学講座の違いとそれぞれのメリット

通信講座メインのメリット

働きながら資格取得を目指す人などにぴったりです。なかなか通学の時間がとれない場合に、自分の好きな時に受講が出来るので、時間の融通が効きます。働きながら転職を目指す人、家事と両立しながら資格取得したい主婦の人などに人気の方法です。

通学講座のメリット

毎日通学が可能で、かつ一日8時間の受講が可能な場合は、最短で3週間で受講を終了させることが出来ます。短期間で早く資格を取りたい、という人に向いています。通信講座の場合は、早くとも2か月程度はかかるのが目安なので、それと比べてもかなり早く終了出来ることが分かります。

学ぶ前に知っておきたい!介護職員初任者研修とは何か

手

介護職員初任者研修の内容

研修の主な内容は、基本的に座学と実習に分けられます。座学では、介護における基礎知識や法律の知識など基本的なことを学び、自分の考えを交えながらレポートを書いていきます。
そして実習では、ベッドメイキングや食事、トイレ、入浴の介助方法などを、シミュレーションをしながら学んでいきます。実介護者役と介護役に分かれ、実際におむつの交換や入浴介助などを行うこともあります。そのほか、着替えの介助や車いすの扱い方なども実践を交えて学んでいきます。このように、介護に関わるおおよその基礎をまんべんなく学ぶことが出来ます。